気がついたら8月夏も真っ盛り。
7月の終わり頃からライブやリハ、レコーディングをしたりツアーに出かけたりと忙しく過ごしておりました。
いつもツイッターフェイスブックに「ありがとうございました!」「楽しかったです!」なんて写真をあげたり、それすらあげなかったりしているのですが、
それ以上に思うところ、感じるところ、考えるところもありまして、振りかえりながら書いてみようかなと思います。


7月18日
下北沢のベースメントバーでミートザホープス企画。この日から英心来東京。
4人での演奏が久々だったのでワクワクしていました。THEライブハウス的な場所での演奏は久しぶり。
4月の月見ル以来かな。その時は英心おらずドラム熊谷さんだったので、この4人だと初めてかも。
対バンの皆さんが激しめだったので、緩衝材的に楽しんでもらえたかな、と思います。
普段はボンゴだけのカリプソチックな曲を、カホンでやってもらったり、ちょっと工夫してみました。
以前だったら、もっと躍起になって盛り上げようとしていたかも。
トリのミートザホープスのステージングが素晴らしかった。いろんな刺激を受けました。
また一緒に何かやりたいな。


7月19日
大倉山レガーレ二周年パーティ。綱島と大倉山の間のひなびた商店街にある素敵なカフェ・レガーレで、コロリダスは完全生音のアコースティックライブ。
前日とのギャップが激しい。クラリネットの息づかいや、ウッドベースの響きを感じながら演奏できるのは楽しい。
音の聞こえ方としては普段家でやってるリハーサルに近く、とてもやりやすいし気持ち良い。
こういうライブも出来るのはコロリダスの良いところだな。
近所に住んでるワダさんのお店に遊びにいったり、カバキーニョを弾いてもらったり。

ワダさんのライブはいつも素晴らしいです。独特なギターの奏法、音色。
たしかチューニングが低い方からB♭ F B♭ F C G と前に言っていた気がします。音の幅が広い。
バーブが優しくもあり、強く弾くと歪んで激しい。


7月20日
四人でレコーディング前のリハをしました。
今まで気にしてなかったような細部まで確認し、言葉にした上でリズムやフレーズを共有するのって大事だな、とか
集中すると、演奏が良くなるな、なんて当たり前の事まであらためて思ったり。気合が入りました。


7月21日
代官山WGTで青谷明日香×コロリダス。去年の上小阿仁プロジェクトで初めてご一緒した青谷さん。
2月のTROPにも出てもらったり、数曲バックの演奏をやらせてもらったりしました。今回はもっとコラボ多めでという願い叶って、たっぷりご一緒しました。
世の中のお母さんに拡まったらいいなとつくった「こもりうた」という曲。
青谷さんが大きく優しい声で包むように歌ってくれた時に、これだ!と演奏しながら感動。
歌が生き生きと甦る感覚を覚え、ヒジョーに嬉しくなりました。
普段は、自分のつくった歌が誰かに歌われている場面を想像しながら、みんなに歌ってほしいなと思いながら作っています。
これからは、この人に歌ってほしい、と曲を提供したりも出来たらいいな。


7月22日・23日
レコーディング。今回のアルバムは4人だけの演奏曲とゲストを入れた曲を、日にちも場所も分けて録ることにしました。
4人でのレコーディングは家で、ザ・ホームレコーディング。3部屋に別れて音かぶりを防ぎます。
初日はオケだけ3曲と、もう1曲は歌も合わせての一発録り。
レコーディング二日目はボーカルとコーラス、間奏のクラリネット等。
ラフの状態でとても良い感じで、これからミックス等でもっと良くなるかと思うと楽しみです。


7月24日
レコーディングのゲスト、ギターのよっちゃんを加えてリハーサル。
参加してもらう2曲を練習中、豪雨。難しい曲なので課題も多いけれど、頑張ろう。


7月25日
群馬の富岡、おかって市場での「よいまちライブ」。世界遺産富岡製糸場のすぐそば、同じくらい歴史のある倉庫での演奏でした。
暑いライブ、年配の方も多かったのですが、楽しんでもらえて嬉しかったです。
また次回も来れたらいいなと強く思う素敵な場所でした。


演奏技術、ステージでのパフォーマンス、演奏する上での心構え等、気持ちひとつで変わるものなんだなと実感した、
バンドとしてまとまりの深まる1週間でした。


さて、このあとは7月末からツアーに出かけるのですが、長いので次回にします。