異端児の城
京都と福井に小旅行へ行ってきた。
先月、ピアニストの小西英理さんが亡くなった。
コロリダスの2ndアルバムに参加してくれたり、チャンキー楽団でも一緒に活動してた、尊敬する素晴らしいミュージシャンだった。
突然の事で、悲しさもついてこないような気持ちになった。
その訃報をきいた日と次の日に、久しぶりの自分のライブが予定されていた。生きること死ぬことってなんだろうと考えながらライブをした。ライブってLIVE 生きるって事でもあるなー、とか。いろいろあるけど自分の人生は続くよなー、とか。愛を抱きしめてパレードは続くんだって、自分の曲を噛み締めながら歌ったり。
そのライブで一緒だったバウロン奏者のトシさん。将棋とサウナが好きなところが自分と同じだ。今度京都でサウナ入って飲みながら将棋指したいねーなんて話しをした。
その時、マンドリンの太郎の話になった。
自分と同じくらいの時期に京都の山奥に引っ越して、遊びに行くねーなんて話してたけど、遠すぎて遊びに行けないまま何年も会ってなかった。
太郎に会いに行ってみよう、と思った。
チェロのヨース毛さんも山を越えた福井県に住んでるらしい、会いたいな。
と、なんだか衝動的に3人を巡る旅に出かけてきた。
みんなとじっくり話しながら、いろいろ考えた良い旅だった。
青谷明日香さんの「異端児の城」という曲が大好きで、聴くとなんだかグッときて涙が出そうになる。
かまぼこ板にしか興味のない男の子の歌。
自分の好きな道をとことん突き進めよっていう
それぞれの人生を肯定するメッセージが刺さるのだ。
この曲を聴くといつもコロリダスのベーシストぽんちゃんが頭に浮かぶ。
鹿児島出身でウッドベースを弾いたり主にみんなの誕生日を祝いながら暮らしてる。
来月久しぶりに鹿児島で一緒にライブをする。楽しみだな。